「帰ってきてから料理をするのが大変…..」
「帰宅後は、いつもイライラしてパートナーや子どもたちに当たってしまう….」
共働きで料理をするのが辛い時は、思い切ってやめることでストレスを減らすことができます。
やめたら栄養バランスとか大丈夫かな?やめた後どうしよう?と不安な気持ちもあるでしょう。
でもストレスを抱えたまま、料理を続けても、また疲れて悪循環のループにハマってしまいます。

辛い時は、一度料理をやめてみよう!
記事の中では、料理をやめた夫婦の成功例や、平日夜以外の料理の楽しみ方も紹介しています。
料理をやめた後の暮らしの参考にしてくださいね!
共働き夫婦が料理をやめた理由は?


共働き夫婦にとって、仕事と家事の両立はとても大変!



毎日の料理が苦痛で、もう作りたくないよ….
毎日疲れて帰ってきているのに、「ママ〜〜お腹すいた!ご飯まだ?」と言われながら作る料理は本当に苦痛ですよね。
共働き夫婦は次のような理由で、料理をやめることが多いようです。
順番に説明していきますね。毎日頑張っているあなたにも、きっと心当たりがある理由のはずですよ〜!
帰宅後の時間を有効に使うため
まず考えられるのが、帰宅後の時間を有効活用するためです。
実際に料理をやめることで使える時間は、どれくらい増えるのでしょうか?
- 買い物時間:約30分
- 調理時間:約30分
- 片付け時間:約20分
毎日買い物はしないとしても、1時間〜1時間半ほどを他のことに使えるようになります。献立を考える時間も必要なくなるでしょう。
余裕ができた1時間を趣味に使ったり、ゆっくりお風呂に入ったりと自分のために使うのもアリです。
心にゆとりができることで、子ども達との時間も取り分けやすくなります。
夫婦の関係改善のため
「今日の献立は?」「買い物行った?」
ちょっとした会話が、実は夫婦のストレスになっていることも。
夫婦の関係がこれ以上悪化しないように、料理の時間を削って家族の時間を増やそうとするケースが考えられます。
お互い疲れていて、余裕が無いと相手の一言が全て文句のように感じられることもあるでしょう。



夕食の時間の空気が悪くなるのは避けたいよなあ。
思い切って料理をやめることで、次のようないい効果を感じるかもしれません。
- イライラが減る
- 会話が増える
- 一緒に食事を選ぶ楽しみができる
- お互いを思いやる気持ちが育つ
会話が増えることで、1日を楽しい気持ちで終わらせられます。
料理をやめることで、夫か妻のどちらかに負担が偏って不満につながるリスクも減らせるでしょう。
子どもとの時間を確保するため
「子どもの成長を見逃したくない」と考えて、料理に欠けている時間を減らそうと思う夫婦もいるでしょう。
日中働いている共働き夫婦にとって、夕方から夜にかけては、子どもと過ごせる貴重な時間。



疲れすぎて、子ども達にイライラするのをやめたい…
疲れ切っていると、子どもの大きな声や泣き声にもついついイライラしてしまいますよね。
料理をしないことで、余裕を持って子どもたちと遊びを楽しめます。
- 宿題を見る時間
- 一緒に遊ぶ時間
- お風呂にゆっくり入る時間
- 絵本を読む時間
これらの時間を増やせると思うと料理をやめるのは、決して悪いことではありません。
家族にとって何が大切かを考えた上での選択として、やめることを前向きに捉えていくことが大切です。
共働きの料理はしんどい!やめた夫婦の成功例


共働きしながら、料理をするのはしんどい….と感じているのであれば、今は無理せずに便利な商品やサービスを頼るときなのかもしれません。



自分の苦手分野は、無理にやろうとしなくてOK!
ミールキットや宅食などのサービスや外食を活用することで、料理にかかる時間を短縮できます。
そこで今回は、実際に料理をやめて新しい生活を送っている夫婦の体験談を紹介しますので、食生活を見直す参考にしてください。
週3日宅食を利用したSさんのケース
「平日の夕食は、月・水・金に家におかずが届く宅食を利用しています。
火・木はカレーやパスタ、週末は家で簡単な料理を作るようにしています」
Sさん夫婦は、仕事が忙しく、帰宅後すぐに料理をする時間が取れないため、宅配弁当サービスを活用することで、時間を大幅に節約できました。
- 完全に料理をやめる不安があった
- 栄養バランスが気になっていた
- 予算を抑えたかった
栄養バランスのことも考えて、健康的なメニューが多く、自炊と似た料理を食べられる宅配サービスを選んだようです。
予算のことも考えて、まずは週3〜お試ししてみることに。元々料理嫌いではなかったので、簡単なレシピは週数日取り入れることにしました。
- 献立を考える手間が減った
- 残業しやすくなった
- 食費が予想より増えなかった
料理は嫌いでは無いけれど、献立がなかなか思いつかなかったというSさん。宅食と簡単レシピを組み合わせることで、ストレスが激減しました。
利用は週3回に抑えているので、支出は月18,000円程度。残業の時に外食していた分も考えると、家で食べるようになったので、無駄なコストも大きく増やさず時短に成功しました。
家事代行サービスを利用したBさんのケース
「週2回、家事代行さんに来てもらい、まとめて作り置きをしてもらっています。
冷凍できる料理を中心にお願いしています」
Bさん夫婦には、小学生の子ども達が2人いる4人家族です。習い事をそれぞれやっているので、夕方に送迎することが多く、いつもバタバタとしていました。
- 子ども達に手作りの味を提供したかった
- 食材の管理もお願いしたかった
- 掃除も一緒にしてもらいたかった
プロがまとめて調理をしてくれるので、食べ盛りの子どもたちが満足してくれるのが1番喜んでいるポイントです。
家事全般も苦手で、時間の余裕が無いので、家全体が荒れ放題になっている時もありました。料理以外に掃除や買い物をお願いできるのも、助かっています。
- 冷蔵庫に常に料理がストックされている
- 食材の無駄がなくなった
- 家の中がいつも清潔
平日に2回来てもらっているので、冷蔵庫に料理が常にストックされているのがありがたいです。作り置きおかずは、塾のお弁当の具材にも使っています。
育児経験のあるスタッフが来てくれているので、子どもが好きそうなメニューも把握してくれています。料理が必要ない時は、子どもたちの預かりや家の掃除をお願いできるのも助かっているそう。
外食中心の生活に切り替えたHさんのケース
「夕食は基本的に外食か、テイクアウトにしています。
職場近くのお店をいくつかピックアップして、日替わりで利用しています」
仕事が忙しく、いつも22時頃に帰宅しているHさん。初めは家で食べていましたが、夕飯やっぱり食べない!という日も多く、夫婦間の間で言い合いが頻繁に起きていました。
そこで思い切って、外食中心の生活にシフトすることで家族の笑顔が増えました。
- 家族との生活スタイルが合わなかった
- 不規則な食生活を変えたかった
- 妻の負担を減らしたかった
帰る時間が遅いことで、食事の時間も遅くなり不健康な食生活になってしまっていました。職場の近くでヘルシーさが売りのお店をピックアップすることで、仕事の合間に食べられるようになったとか。
奥さんも夫の分の料理を作らなくて良くなり、負担が軽減されました。早く帰れる日は家族みんなで外食することで、息抜きになっています。
- 食後の片付けがない
- 夫婦の会話が増えた
- 食事のバリエーションが増えた
初めは外食中心のスタイルに抵抗がありましたが、食後の片付けがなくなり、食事のバリエーションも増えたので満足度がアップ!
平日に早く帰らないとと急かされずに仕事に集中でき、休日はゆったりと家族にご飯を作ってあげることで、栄養面のバランスも保てています。
休日に時間ができたことで、夫婦で会話を楽しむ時間も取り分けられるようになりました。
料理をやめたことによる時短以外のメリットは?


料理をやめることによって、時間を短縮できること以外にもたくさんの嬉しいメリットがあります。



家族と一緒に過ごす時間が増えるよ🎵
子ども達と遊べるようになる
料理にかける時間を短くできると、そのぶん子どもたちと一緒に遊ぶ時間が増えます。
今まで帰ってきてバタバタお風呂に入り、料理をして、あっという間に21時だ!寝ないと!という生活をやめられるかもしれません。



本を読んであげたり、話す時間も増えるよね!
忙しい中でも少しでも時間が取れると、子どもたちはとても喜んでくれるでしょう。
楽しい時間を共有することで、また明日からも頑張ろう!と親子の絆もより深まります。
洗い物が減る
料理をやめると、当然洗い物もぐんと減ります。
使うお鍋やお皿がほとんど無くなるので、家事の負担が軽くなり、疲れをため込むことも少なくなります。



シンクが埋まって底が見えない〜なんて状況もなくなるかも!
朝時間が無くて、そのままになった洗い物にもイライラしなくなりますよ〜!
キッチンがすっきりと片付いた状態になるので、気分良く過ごせます。
食材の無駄が減る
料理をやめると、食材を余らせて無駄になってしまうフードロスを避けられます。
作ろうと思って買ったのに残業で作れなかった….、気づいたらしなしなになってるよほうれん草….なんてことは、ワーママなら一度は体験しているはず。



食費の無駄も無くなるね!
せっかく特売品を買ってきても、食材を腐らせてしまうなら意味がありません。
料理を頑張ることをやめると、スーパーでの買い過ぎを防げるので、冷蔵庫の中もスッキリします。
家族に感謝される
料理をやめると、初めは家族からの反感を買うかもしれません。
でも作らない期間を設けることで、ご飯を作ってもらえるありがたみを知ることができます。



子どもたちはママやパパの料理が食べたい〜ってなるかも。
今まで料理に文句を言っていた子どもたちも、作るのをやめることで、ママやパパの料理が恋しくなる可能性があります。
感謝してもらえると、また作ろうかな?という気力が湧いてくるものですよね。
たまには料理をスパッとやめて、自分のために時間を使ってみましょう!
共働き夫婦の新しい食生活スタイル例を紹介!





料理が嫌いなわけではなくて、時間がないんだよなあ…
料理嫌いで無い人であれば、完全にやめるのではなく、新しい形でクッキングを楽しむ方法もあります。
週末のまとめ調理や子どもたちと一緒に楽しむことで、無理なく料理を楽しみましょう!
週末にまとめて調理する
週末の時間を少し活用して、平日の食事をまとめて準備する方法です。
週末にまとめて調理しておけば、平日の忙しい時間に料理をする負担がぐっと減りますね。
休日は予定や習い事でスキマ時間なんてないよ!という方もいるでしょう。
たくさん用意するぞ!と意気込まずに、簡単に作れるものにすることで、挫折するのを避けられます。
- お肉に下味をつけて冷凍する
- 圧力鍋でカレーやスープを作る
- ハンバーグを作って冷凍する
味つきの冷凍肉は、お弁当のおかずとしても使うのもありです。カレーやスープは温めるだけなので、大量に作っておけば、週の前半は大丈夫!



料理は子どもたちを巻き込みましょう!
ノリノリの音楽をかけながら、日曜日の朝に作るという家族もいるようです。
とにかく楽しみながら、家族と一緒に作業することが大切です。
固定メニューを取り入れる
毎日メニューを考えるのって、本当に大変で、骨が折れるものですよね。
そこで、我が家も試しているのが、固定メニューを取り入れる方法。
曜日ごとに食事を決めておくことで、考える手間が減り、サクッと料理を提供できます。
- 月曜日:カレー
- 火曜日:ミールキット
- 水曜日:宅食サービス
- 木曜日:ピザ
- 金曜日:宅食サービス
買い物も一定のものを買うだけなので、頭を使わなくていいのも嬉しいポイントです。
固定メニューを何にするか、夫婦や子どもたちで相談しながら決めると文句が出づらくなるでしょう。
クッキングイベントに参加する
たまには家の外で、料理を楽しむこともおすすめです。
家だと料理をするにしても、買い物から食材の準備までする必要があります。
いつもと違う場所で料理をすることで、気分転換にもなります。
普段作らない料理に挑戦できるので、新しいレパートリーを増やせるチャンスになるかもしれませんよ。
- 料理教室
- 親子クッキング
- 夫婦向け料理講座
- 季節の料理会
大手の料理教室では、イベントを開催しています。東京ガスでも、お菓子作りや親子で楽しめるクッキング教室に参加できます。
地域で開催されているものや、複合施設内で行われているものもあるようです。
夫婦や子どもたちと一緒に参加することで、料理を楽しく感じるきっかけになるでしょう。
料理をやめたら宅食サービスを利用しよう!
料理をやめるのは、決して悪いことではありません。
大切なのは、無理なく作れるように工夫したり、様々なサービスを活用したりして食事の時間を楽しむことです。
料理を「毎日しなければならないもの」から「楽しみながらできるもの」に変えることで、新しい発見があります。
料理との付き合い方は、それぞれの家庭に合わせて自由に選んでいいものですよ。
料理をするのが辛いと思ったら、宅食サービスや外食をうまく活用して、ストレスを減らしましょう!
コメント