シェフドラムの購入前に気になるのが「デメリットはあるの?」「使い方やお手入れはしやすい?」「他の調理家電とそう違うの?」といった点ではないでしょうか。
ほったらかし調理ができる反面、シェフドラムにはサイズが大きいことや水分調整が難しいなどのデメリットがあります。
ただし、使うメリットや使っている人のよい口コミがあるため、家庭のスタイルによっては、毎日の料理を完全サポートしてくれるでしょう。
もうひとつの人気調理家電である「ホットクック」との違いもまとめていますので、購入の際の参考にしてください。

シェフドラムを使うデメリット4つ!使い勝手やサイズの評価は?

シェフドラムは便利な自動調理鍋ですが、実際に使ってみると気になる点もいくつかあります。

デメリットは買う前に確認しておかないと不安だなあ……
シェフドラムを使う際のデメリットとして、以下の4つの点が挙げられます。
購入を検討している方は、デメリットもしっかり理解しておくことで、後悔のない選択ができますよ。
調理時間がかかる
シェフドラムは「時短調理」というイメージがありますが、実際には思ったほど時間短縮にならないことがあります。



圧力調理ではない点に注意しましょう!
料理の種類や量によって異なりますが、煮込み料理は1時間かかるメニューもあります。
簡単な炒めものや煮込み料理であれば15〜20分ほどで完成するので、準備時間を含めても30分以内で調理が完了するでしょう。
シェフドラムは「ほったらかし調理」が魅力ですが、カレーやシチューなどの煮込み料理は、鍋で作るのと同じくらいの時間がかかります。
時間はかかっても「手間を減らせる」ので、トータルの家事時間は短縮できるでしょう。
ほったらかし調理の間に、子どもたちとお風呂に入ったり、ゆっくり動画を見たりするのもいいかもしれませんね。
サイズが大きく場所をとる
シェフドラムは本体サイズが幅370mm×奥行279mm×高さ343mmと、かなり大きめの家電です。
一般的な炊飯器でも幅30cm以下のものが多いため、シェフドラムの37cmという幅はとくに注意が必要!



重量も7.2kgあるから、収納や設置場所にも気をつけよう!
使うたびに出し入れするのはなかなか大変です。収納する場合も、持ち上げやすい場所での保管がおすすめ。
キッチンカウンターに置きたいと思っていても、考えていたより場所を取ってしまうかもしれません。
キッチンが狭い場合は、購入前にサイズを測定して、無理なく設置できるかどうかを確認しておくと安心です。


水分調整が難しい
シェフドラムを使っていると、水分量や調味料の調整が難しいと感じることがあります。
レシピ通りに材料を入れても、仕上がりがベチャベチャになってしまうことがあるようです。
とくに炒め物は、シェフドラムの特徴である自動かくはん機能を使っても、フライパンで手動で炒めるよりもベタつきが気になるという声も。
炒め物や煮物では、普通の鍋よりも蒸気がこもりやすく、水分が残りやすくなる傾向があります。
使う野菜の種類や状態によって、水分量が変化する可能性もあるでしょう。



自分好みにするには、何度か使って試してみる必要があるかも!
慣れてくると、レシピの分量を微調整して、自分好みの味に仕上げられるようになります。
どうしても水分が気になるときは、できあがったあとに蓋を開けて少し水分を飛ばす時間を作るといいでしょう。
メニュー表示が番号でわかりにくい
シェフドラムの操作パネルは、メニューを文字ではなく番号で選択するため、少しわかりにくいという声があります。
調理するたびにレシピブックでメニュー番号を調べなければならず、面倒に感じる方が多いようです。



同じ料理でも、作る量によってメニュー番号が変わることもあるよ!
忙しいときや急いでいるときは、このちょっとした手間がストレスになることも。
対策としては、以下のような方法があります
- 本体の横にあるQRコードを読み込んで、スマホでメニューを確認する
- よく作るメニューはメモに書いておく
- スマホにフォルダーを作って写真保存する
使っているうちに頻繁に作るメニューの番号は自然と覚えていくものですが、直感的な操作を好む方は注意が必要です。


シェフドラムを使うメリット4つ!初心者でも使いやすい


シェフドラムは気になる点もありますが、手間を減らしながら料理の幅を広げてくれる調理家電です。
とくに忙しい日々を送る共働き世帯には、家事の負担を減らしてくれる頼もしい味方になってくれるでしょう。
シェフドラムを使って得られるメリットは以下の4つです。
毎日の食事作りをサポートしてくれるシェフドラムの魅力を見ていきましょう!
料理のバリエーションが増える


シェフドラムには100種類以上の自動調理メニューが搭載されているので、毎日の献立に困ることがなくなります。
蒸し料理や揚げ物、さらには低温調理まで対応しているため、なかなか挑戦できなかった料理にもチャレンジできます。
シェフドラムなら蓋をしたまま調理できるので安心です。少ない油で揚げられるため、ヘルシーな仕上がりになるのも嬉しいポイント。



いつも同じメニューで飽きてきた…



いろんな料理に挑戦したいけど自信がない…
そんな悩みを抱えている方にとって、シェフドラムはぴったりの調理家電です。料理の練習をたくさんする必要もなく、楽しく料理のレパートリーを増やせます。
毎日の献立を考える負担も減り、家族からのリクエストにも応えやすくなりますよ。
初心者でも失敗しにくい


料理のスキルに自信がない方や初心者でも、シェフドラムなら簡単においしい料理を作れます。



使い方は食材を入れて、メニューを選んでスタートボタンを押すだけ!
火加減や調理時間の調整はすべてシェフドラムにお任せなので、「焦げた」「生焼けだった」といった失敗がグッと減ります。
シェフドラムなら自動でかくはんしてくれるので、かき混ぜる作業すら必要ありません。



お肉もしっかりやわらかくなるみたい!
煮ものといえば煮崩れが心配ですが、崩れないように調整しながら調理してくれるので、見た目もきれいに仕上がります。
初心者でも、まるでプロが作ったような仕上がりになるので、「これなら作れた!」と自信がつく調理家電です。


使い方によっては大容量作れる
シェフドラムの魅力のひとつに、「家族の人数が多くても対応できる」という点があります。
満水容量は4.5リットルなので、カレーやシチューなどの煮込み料理なら、材料によっては最大で8人分まで作れることも。



作り置きするのにもおすすめですよ!
週末にまとめて作って冷凍しておけば、平日の食事準備がグッと楽になります。たとえば、ミートソースなどを大量に作っておいて冷凍保存しておけば、簡単に食事が完了します。
手間のかかる揚げ物や炒め物も、シェフドラムなら一度にたくさん作れるので、ホストとしての負担も軽減されます。
ただし、大容量で調理する際は、材料の切り方や量のバランスに気をつけましょう。
切った材料の大きさや量によっては、火が通りづらくなり、うまく調理できない場合があります。
調理中の様子を確認できる
シェフドラムは自動調理機ですが、圧力調理ではないため、調理中でもなかの様子を確認できることも大きな魅力です。
蓋が透明になっているので、開けなくてもなかの様子をしっかり目で見て確認できます。



蓋を開けて味見もできるよ!
煮込み料理で「もう少し煮込みたい」と思ったら、追加で調理時間を設定することも可能です。
調理中に一時停止ボタンを押せば、調味料の追加や具材の追加もできるので、味の調整も簡単!
複数の料理を同時に仕上げる際のタイミング調整も楽になりそうですね。
シェフドラムは「ほったらかし調理」ができる便利さと、自分好みに調整できる柔軟性を兼ね備えた調理家電です。


シェフドラムの選び方と気になる口コミは?
シェフドラムを購入しようと思っても、「どれを選べばいいの?」と迷ってしまうかたも多いのではないでしょうか。



実際に使っている人の声も気になるなあ。
ここでは、シェフドラムの機種ごとの違いや、購入前に知っておきたい口コミ情報をまとめました。
違いを理解し、口コミをチェックすることで、後悔のない選択ができます。
シェフドラムの機種別の違いを紹介


シェフドラムには主に2つの機種があり、それぞれに特徴があります。
最新モデルの「DAC-IA2-C」と旧モデルの「DAC-IA2-H」についてまとめましたので、一緒にみていきましょう。
項目 | DAC-IB2-C (新モデル) | DAC-IA2-H (2022年発売) |
---|---|---|
自動調理メニュー数 | 108種類 | 90種類 |
本体カラー | アイボリー | グレー |
本体重量 | 約6.6kg | 約7.2kg |
電源コード長さ | 約1.2m | 約2.0m |
機能数 | 11種類 | 9種類 |
価格目安 | ¥39,800 | ¥39,800 |
下位モデルの「DAC-IA2-H」は、自動調理メニューが90種類と少し少なめですが、基本的な料理はほとんど網羅されています。



本体カラーがグレーだから、モダンな雰囲気のキッチンにぴったり!
新モデルの「DAC-IA2-C」は、自動調理メニューが108種類と多く、旧モデルよりも増えています。
大きさは変わりませんが、本体重量が約6.6kgとで旧モデルの約7.2kgから600gも軽量化されているのが特徴です。
価格も旧モデルと同じなので、新モデルは料理のバリエーションを増やしたい方におすすめです。



アイボリーカラーは、シンプルモダンなキッチンにぴったり!
メニュー数や重量を考えると、新モデルに軍配が上がります。
シックなグレーカラーのデザインがいい!という方以外は、新モデルの購入がおすすめです。


気になるシェフドラムの口コミ
シェフドラムは多くの方が評価している点と、少し気になる点があります。
実際にシェフドラムを使っている人たちの口コミを見てみましょう!
材料入れてあとはおまかせ!その間に別のことが出来るので本当にタイパ最高です! 操作も簡単で、片付けも簡単。 唐揚げ、カレー、チャーハン、ゆで卵等やりましたが、どれもちゃんとおいしく出来ました。
揚げ物なのに蓋をしてつくるので、油はねの心配も汚れる心配もなくて快適です! 材料入れてスイッチ押すだけなので、小学生のわが子も料理出来ちゃいます!
引用:楽天レビュー
シェフドラムを使っている間に、ほかのことができるので時間を節約できた!という意見が多かったです。



揚げ物ができるのは、料理が苦手な人にとっては嬉しいポイント!
どうしても自分で作るのを避けがちな揚げ物。シェフドラムなら怖い油ハネも気にする必要はありません!
一方でなかにはこんな声も……
レシピ通りに作るとかなり薄味。 何より本体が重い。広い家で置き場所が確保される方ならいいが、片付けが必要ならそれが何より面倒。
引用:楽天レビュー
買った人の声でも、本体が重いという意見はよくみられました。場所への悩みを感じる人は多いようです。



購入前に、設置場所のシミュレーションは必須ですよ!!
キッチンのスペースが狭い場合は、置く場所を工夫することが大切です。
もっと早く買えば良かったと思うほどいいです。
シェフドラムが働いている間に台所を片付け、他のものを作れる。ご飯作りのハードルがかなり下がりました。忙しい方はもちろん料理の苦手な人にもいいと思います。
引用:楽天レビュー
共働きやご飯作りが苦手な人は、調理を時短できる自動調理鍋をなるべく早めに購入するのがいいでしょう。



ご飯作りへのストレスを少しでも減らそう!
気になる点はあるものの、総合的には「期待以上に働いてくれた」「買って大正解だった」という満足の声が多く、とくに忙しい方や料理が苦手な方にとって大きな助けになります。
購入を検討する際は、口コミを参考にしつつ、自分のライフスタイルや料理の頻度、キッチンスペースなどを考慮して選ぶとよいでしょう。
レンタルの記事はこちら
シェフドラムとホットクックの違いを徹底解説!





自動調理鍋はホットクックも有名だけど、どっちがいいんだろう?
シェフドラムとホットクックは、どちらも材料を入れてボタンを押すだけで調理ができる便利な家電ですが、機能や特徴に大きな違いがあります。
最新機種の主な違いを表にまとめました。
項目 | シェフドラム(DAC-IB2-C) | ホットクック(KN-HW24H) |
---|---|---|
特徴 | 揚げ物、炒め物が得意 洗うパーツが少ない | 無水調理、蒸し料理が得意 上下二段調理可能 |
かき混ぜ方法 | 内鍋自体が回転 | まぜ技ユニットが回転 |
メニュー表示 | 数字表示 | 文字表示 |
揚げ物対応 | ⚪︎ | × |
炊飯対応 | × | ⚪︎ |
お菓子作り | × | ⚪︎ |
容量 | 2.0L(傾き使用時) 満水容量4.5L | 2.4L 満水容量4.7L |
サイズ | 幅370mm×奥行279mm×高さ343mm | 幅345mm×奥行305mm×高さ256mm |
重量 | 約6.6kg | 約6.0kg |
自動メニュー数 | 108種類 | 161種類 |
食洗機対応 | × | ○(内釜以外) |
予約機能 | 最大15時間 | 最大15時間後 |
価格帯 | ¥39,800 | ¥77,000 |
シェフドラムは揚げ物や炒め物が得意で、ホットクックは煮込み料理や蒸し料理が得意という特徴があります。
シェフドラムは内鍋自体が回転することで食材をかき混ぜる調理方法で、ホットクックは「まぜ技ユニット」という専用のパーツが回転してかき混ぜます。



「ホットクック」の方が小さくて、自動メニュー数も多いね!



値段で比較すると圧倒的に「シェフドラム」だよね!
揚げ物が多い家庭はシェフドラム
家で揚げ物をよく作る家庭では、シェフドラムがとても便利です。
自動調理鍋では難しいとされていた揚げ物も、シェフドラムなら蓋をしたまま調理できるので油はねの心配がなく、安全に調理できます。



火加減の細かい調整がいらないのは、嬉しいポイントだね!
シェフドラムなら材料を入れてボタンを押すだけで、手間がかかりがちな揚げ物が完成!
子ども達に人気のコロッケや揚げたこ焼き、ミニドーナツなども、自動で簡単に作れるのは大きなメリットです。



ボリュームのある食事を作りたい家族にぜひおすすめしたい!
傾けて調理するから、油の量も少なくて済んで、後片付けも楽チンに!
シェフドラムは、共働きで夕飯の準備に時間をかけられない方や、育ち盛りのお子さんがいるご家庭にもぴったりの1台です。


炊飯やお菓子作りもするならホットクック
ホットクックは「無水調理」を強みとした自動調理家電ですが、炊飯やパン生地発酵、お菓子作りにも対応しています。
シェフドラムではできない炊飯が可能で、無洗米にも対応しています。
また、ホットクックがあれば、オーブンを使わずにスポンジケーキやブラウニーなどを作れるのも魅力のひとつ。子どもと一緒でも、ストレスなくお菓子を作れます。



蒸しトレイを使えば、炊飯と一緒におかずを作ることも可能!
サイズも1.0Lから2.4Lまでとバリエーション豊かで、1~2人用から4人家族向けまで、自分たちのライフスタイルに合わせて選べます。
費用面はそこまで気にせず、コンパクトさや移動のしやすさを重視する場合は、ホットクックの方が使いやすいかもしれません。


お手入れのしやすさはどちらも一長一短
毎日使う家電だからこそ、お手入れのしやすさは大切なポイントです。シェフドラムとホットクックのどちらが使いやすいかは、ライフスタイルや好みによって変わってきます。
シェフドラムのお手入れは、洗うのは内鍋と蓋だけなので、パーツが少なく手間がかかりません。



蓋のパッキンが取り外せないのが気になるポイントかな!
蓋のパッキンは取り外せないため、匂いがつきやすいという声もあります。使用後はなるべく早く蓋を洗い、しっかり乾かすようにしましょう。
一方、ホットクックは内釜以外のパーツが食洗機対応なので、食洗機を使用している家庭では便利です。
ただし、食材をかき混ぜる「まぜ技ユニット」がある分、手洗いする場合は少し手間がかかります。まぜ技ユニットは食材がこびりつきやすいので、使用後はすぐに水に浸けておきましょう。



サッとお手入れが終わるのは「シェフドラム」だね!
お手入れの手間を考えると、手洗いはシェフドラムの方がシンプルで楽かもしれません。ただし、食洗機を活用したい方はホットクックの方が向いているでしょう。
どちらも「全く洗わなくていい」というわけではないため、普段の生活スタイルに合った調理家電を選ぶことが大切です。


シェフドラムを購入するならスペースを確保しよう!
シェフドラムは、揚げ物や炒め物を初心者でも簡単に作れる便利な自動調理鍋です。
ただし、サイズが大きめであることがデメリットなので、購入する際には置く場所をしっかり確保しておくことが大切です。
価格も比較的手頃なので、初めての自動調理鍋として導入しやすい点も魅力のひとつ。
食べ盛りの子供たちにガッツリしたメニューを作りたい!という方にはおすすめですよ。



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